こんにちは、テンマです!
今回は、虫歯や歯周病にだけはなるなというテーマで記事を書いていきます。
日本人は虫歯や歯周病の人が多いです。
日頃から歯磨きをサボっていたり、テキトーに磨いているため虫歯や歯周病になってしまうのです。
健康な歯でいるためにもしっかりと歯を磨く必要があります。
こんな方におすすめ
- 虫歯や歯周病について知りたい人
- 歯の予防をしたい人
虫歯になったり、歯周病で歯を失うと、美味しい食べ物が食べれなくなります。
口臭で人を不快させ、距離を置かれるようになります。
また、地味に人は相手の口を見ていますので、歯が無かったり、銀歯があると、見っともないと思れてしまいます。
私自身、歯に関する専門書などを何十冊と読んできたので、普通の人よりかは歯に詳しいと思っています。
今回の記事は信頼性が保てている内容になっていますので、是非参考にして下さい!
目次
1. 虫歯は甘い物が主な原因
虫歯が発生する原因の前に虫歯になる原因菌について先に書いておきます。
虫歯の原因菌はストレプトコッカス・ミュータンス菌とラクトバチラス菌です。
ミュータンス菌は虫歯のきっかけをつくる菌
ラクトバチラス菌はミュータンス菌がつくった環境で育って、虫歯を進行させる
ミュータンス菌とラクトバチラス菌は無くすことはできません。
何なら、ラクトバチラス菌は口の中にいる常在菌です。
どれだけ、この2種類の菌を少くなくするかが重要です。
1.1 甘い物ばかり食べると虫歯になる
当たり前の話ではありますが、甘い物(特に砂糖)は虫歯の原因になります。
糖分を栄養素にして、ミュータンス菌が酸を産生し、プラークをつくり出します。
このプラークが歯のカルシウムやリンを溶かしていきます。
その結果、虫歯になっていくのです。
さらに、ミュータンス菌がつくり出した虫歯の環境でラクトバチラス菌が増殖し、より大きい虫歯にしていきます。
1.2 虫歯は痛みが酷くなると歯を抜くことになる
虫歯は痛みをともない、まともに食べ物が噛めなくなります。
虫歯は歯の根っこまで深く浸食していきます。
最悪の場合、歯を抜くはめになってしまいます。
虫歯を放置し続けると神経まで到達し、触れただけで、痛くてたまらなくなります。
歯の痛みが酷くなる前に早期に歯の治療をする必要があります。
しかし、治療以上にしっかりと歯を磨いていれば、虫歯にならずに済みます。
1.3 唾液で歯を中和してくれるが歯磨きは必須
唾液の働きによって、虫歯を予防することはテレビでも聞いたことがあるかもしれません。
唾液は産生になった口の中を中和してくれる働きがあります。
しかし、唾液が酸性を中和してくれるだけで虫歯がなくなる訳ではなく、虫歯の原因となるプラークは取り除けません。
唾液はあくまでも虫歯を発生させないための環境作りをしているにしか過ぎず、根本的に虫歯を無くしている訳ではない!
そのためにも歯磨きは必須であり、毎日しなければならないのです。
2. 歯周病は歯だけなく他の病気にも影響を与える
歯周病は虫歯以上に厄介です。
虫歯は歯だけ気を付けていればいいのですが、歯周病は口臭、糖尿病、アルツハイマー型認知症などの歯とは関係ない病気にも影響を与えます。
また、歯周病は30代から進行していきます。
はやい人ですと、20代から歯周病になります。
そのため、20代になってからは虫歯よりも歯周病に気を付けるべきです!
歯周病と虫歯の一番の違いは周囲の歯にも影響を与えるかどうかです。
虫歯は1本の歯だけが虫歯になったとしても、基本的には周囲の歯には影響を与えません。
しかし、歯周病は1本の歯が歯周病になってしまうと、その周囲の歯も歯周病にさせてしまうのです。
多くの歯を失わないためにもしっかりと歯のケアをしなければいけません。
2.1 歯周病菌は歯茎や歯と歯の隙間を好む
歯周病菌は主に3種類いて、
- ポルフィノモナス・ジンジバリス
- トレポネーマ・デンティコーラ
- タンネレラ・フォーサイセンシス
が歯周病の原因菌で、レッド・コンプレックスと呼ばれています。
この3種類の菌は酸素を嫌う嫌気性菌です。
酸素がない場所を好むため、歯茎の歯周ポケットや歯と歯の隙間に多く存在するのです。
2.2 口臭の原因になる
歯周病は口臭の原因になります。
歯周病菌が食べカスや粘膜を分解し、メチルメルカプタンやジメチルサルファイドという悪臭を放つガスを発生させます。
マスクで口をふさいでも口臭はガスなので、防ぎきれません。
悪臭は他人を不快にさせるだけでなく、段々と自分から離れていきます。
口臭がする = 歯が磨けていないので汚い
というイメージを持たれてしまいます。
口臭は自分のステータスを下げる原因になるので、歯周病はならないように予防しなければなりません。
もし、歯周病になってしまっているのであれば、今すぐにでも治療する必要があります。
2.3 ちゃんと歯茎や歯と歯の間もケアする
いつもの歯磨きは歯ブラシで磨きやすい部分だけだったり、歯の上の部分だけしか磨いていたりしませんか?
9割以上の人が歯茎まで歯を磨けていません!
歯茎は酸素があまりないので、嫌気性菌である歯周病菌にとっては育ちやすい環境です。
歯茎まで磨かないと、歯周病菌を取り除くことができず、歯周病菌になっていきます!
歯茎を歯ブラシで磨くと痛いかもしれませんが、歯周病になりたくないのであれば、しっかりと歯茎まで磨く必要があります。
また、歯と歯の隙間もプラークが溜まりやすく、酸素がない場所です。
歯間ブラシのようなデンタルフロスでしっかりと歯と歯の間にあるプラークを取り除く必要があります。
奥歯はやりにくいので奥歯専用のデンタルフロスを使用した方が良いです
2.4 歯周病菌は色々な病気に影響を与える
歯周病が影響を与える病気の詳細は省きますが、色々な病気に影響を与えるのは間違いないです!
歯周病は歯だけなく、他の病気にも影響を及ぼすので質が悪いです
歯周病のが与える代表的な病気を挙げました!
- 糖尿病
- アルツハイマー型認知症
- 心疾患
- がん
- 肺炎
上記に挙げた病気以外にも多くの病気に影響を与えます。
歯周病菌が肺炎などの引き金になることもあれば、歯周病菌を排除しようとして体内で引きおこる炎症物質によって糖尿病やアルツハイマー型認知症を発症してしまいます。
純粋に歯周病にだけ気を付ければいいという訳ではなく、歯周病によってもたらされる他の病気にも気を付けなければいけません。
そのためにも磨けていない歯がないようにしっかりと歯を磨く必要があります!
3. 歯科医院で定期的にケアしてもらう
自分で歯を磨くにしても限界があります。
どうしても磨けていない部分があるので、歯科医院でしっかりケアしてもらう必要があります。
年に1回ではなく、3ヶ月に1回くらいおペースでケアしてもらった方が良いです。
虫歯や歯周病にならないための予防として定期的に歯科医院に通うのがベストです。
歯科医院でケアしてもらうと、歯がツルツルしますし、口の中がスッキリします。
まとめ
今回は虫歯や歯周病がもたらす恐ろしさとケア方法について書きました。
虫歯や歯周病になると、歯が痛むようになったり、歯がグラグラするようになります。
その結果、美味しく食べ物が食べれなくなる…
体の中で目に見えてケアしやすい部分です。
歯茎をしっかりと磨き、歯と歯の間もデンタルフロスでプラークを取り除く
歯科医院に定期的に通って、歯をキレイにする
歯をしっかりとケアをすると、一生自分の健康な歯で美味しい食べ物を食べられます!
今すぐにでも歯をキレイにしましょう!
記事を読んで下さりありがとうございます