悩みリスト
- 将来やりたいことがない、わからない
- 将来のことを考えるのが難しい
- 将来が不安
今回はこんな悩みが当てはまる人向けに記事を書きました。
正直、高校生で自分の将来のことについて考えるのは難しいと思っています。
私自身。高校生の頃は将来のことについて悩みまくりましたが、テキトーに考えてしまったので、大学まではあまり良い人生を送れませんでした。
私のように高校生で人生を棒に振るような真似をしてほしくないと思い記事にしました。
今回の記事では、何故高校生で将来のことについて考えるのが難しいのか、実際どうのようにすればいいのかについて書いていきます。
後悔しないためにも今回の記事を参考にして下さい。
目次
1. 高校生で将来のことを考えるのが難しいのか
何故、高校生では将来のことについて考えるのが難しいのかについて書いていきます。
1.1 学校は勉強を教わりに行く場所
高校は勉強を教わる場所であり、大学受験に合格することが目標です。
各個人の将来について考える時間がありません。
そのため、今の日本の高校では自分の将来について考えるのが難しいのです。
正直、学校側は将来のことは自分自身で考えろと思っています。
高校では社会人としてデビューする準備段階なので、将来のことは個人で決めなければいけないと考えている教師がほとんどです。
教師が責任を持てるのは勉強、受験に関する内容、大学、教師という職業だけです。(あと生徒導も)
それ以外は生徒個人の責任だと思っています。
1.2 高校生自身も将来について考えない人が多い
生徒である高校生自身も自分の将来について真剣に考えている人は本当に少ないです。
将来のことに関して深く考えて、行動している高校生がどれほどいるでしょうか?
1割いれば良い方です。
9割の高校生は勉強、部活、遊びしか経験がなく、将来就きたい仕事や人生設計を考えるのが難しいです。
そもそも、高校生は人生経験が少ないので、自分の将来について考えるのが難しいです。
勉強の知識があっても、各業界や職種の仕事内容に関する知識が少ないから将来像をイメージできません。
10年後自分がどうなっているのかすら想像ができないと思われます。
仕事のやりがいや理不尽な事、社会に出て味わう苦痛をあまり経験しないので、余計にイメージしにくくなります。
バイトを経験したとしても、バイトの仕事内容はたかが知れており、そんなに責任が重くありません。
仮に、高校生の内から仕事ができるようになったとしても、仕事の本質を理解するまでに時間が掛かると思っています。
仕事は教えてもらって当然ではなく、自分から先輩や上司のテクニックを盗んで学んでいく場所です。
仕事に関する本当の基礎部分は教えてくれるかもしれませんが、それ以外は何も教えてくれません。
1から丁寧に教えてくれる会社もなくはないですが、ほとんどありません(教えてくれる会社を探す方が大変です)。
大学を卒業して1年目の社員でさえ、自分の会社の内容を理解するのに最低1年は掛かります。(最低1年ですよ)
高校生の内から仕事ができることに越したことはありませんが、仕事の本質についてしっかりと学ぶ必要があります。
生半可な覚悟で仕事はできません
高校生の内から自分の将来のことについて考え、自分で答えを見つけ出すのは難しいのです。
1.3 高校生は周囲に流されやすい
高校生は自分の意思がはっきりしていない人が多いので、周囲に流されやすいです。
みんなと同じ行動をしていれば、間違いないと考えている人が多いです。
同調圧力とは違うかもしれませんが、自分が意識していなくても自然に意識してします。
高校生までは集団行動をして生活しているので、それに慣れてしまっているかもしれません。
大学受験は良い例です。
クラスメイトや友達の話を盗み聞きしても、「大学に行こうかな」という会話をよく耳にすると思います。
特に進学校であれば、大学や専門学校に行く人が多く「大学に行く」という言葉が飛び交います。
嫌でも耳にするので、自分も大学に行かなくちゃいけないのかと思い込んでしまいます。
1.4 目的を持てない
目的がない状態で大学に進学しても意味がありません。
目的が持てないのは高校生では知識や経験が少ないのが原因の1つであると考えています。
自分が考えが明確でないので、目的を持てずに周囲に流されてしまいます。
みんなが大学に行くから自分もテキトーに大学を選んで、進学する
こんな感じで大学を選ぶと、後悔をします。
興味もない講義を聞いてもつまらないだけですし、無題に時間を過ごしてしまいます。
何のために学校に通っているのかわからなくなり、講義にもついていけなくなり、不登校になります。
しっかりと目的をもった状態で大学に進学した方が良いです。
中には目的をもって大学に進学する人もいます。
遺伝子について研究したい、電気についてもっと勉強したいという考えであればOK
そういう人は大学に行く価値があります。
2. 実際にどうやって自分の将来について考えるのか
ここからは実際に、どのようにして自分の将来のことについて考えればいいのかについて書きます。
2.1 1週間本気で自分の将来のことについて考える
1週間、自分が本当にやりたいことについて本気で考えてみて下さい!
1週間で考えられない場合は1ヶ月でもOKです。
中途半端に「これでいいや」と考えるのではなく、具体的にどうなっていたいのかを考えるようにする。
実際にどんな感じかの例を挙げてみますね
- 将来SEになりたい
- 具体的なSEの仕事や職種について調べる
(職種:アプリケーションエンジニアなど) - 興味があるSEの職種の仕事内容についてもっと詳しく調べる
- 興味がある職種のSEになるにはどうすればいいのかを調べる
(独学で学べるのか、大学や専門学校に進学する必要があるのかなど) - 大学や専門学校に進学する必要がある場合、各学校のカリキュラムや就職実績を調べる
(興味があるSEについて学べないのであれば、進学する意味はない)
(各学校の就職実績も調べて、興味のあるSEの職に就いているかも知る必要がある) - 進学したい学校を絞り込んだら、受験に必要な科目を調べる
- 進学したい学校へ受かるためにはどのような問題が出題されるかを調べる
- 受験日までの日数とそれまでに必要な勉強方法を考える
- 勉強を始める
将来のことを考えるのに1週間も時間を掛けていられないという人は間違っています。
将来の仕事や人生の目的に関して考えられないのであれば、絶対に後悔します。
最悪な人生を歩まないためにも時間を掛けて考える必要があるのです。
2.2 夢中になって取り組む
学校に行っている間は適度に授業を受けていればOK
授業が終わったら、速攻で自分の将来のことについて考える。
遊んだり、勉強もせず、夢中になって将来のことだけを考えて生活します。
夢中になっていると、遊ぶことや食事を忘れて取り掛かるようになります。
また、調べる方法はいくらでもあります。
スマホ、親などの人、仕事をしている人に直接会うなど手段は色々あります。
悔いのない人生にするために徹底的に考えて、将来どうなりたいかを答えられるようにして下さい
2.3 マイナス面もしっかりと調べる
プラスの面ばかりでなく、マイナス面も知る必要があります。
マイナス面も知った上で、今後どうしていくべきなのかを考えなければいけません。
上記のSEの例で言うと…
- 顧客から超理不尽な対応をしなくちゃいけない
- 椅子に座るのでヘルニアになる
- 家に帰れる日がない
などを考慮した上で、その仕事に就くべきかを考える必要があります。
2.4 長期の人生の目的を設定する
多くの高校生が短期的な目的でしか持てていません。
寧ろ、高校では大学受験に合格することしか教えてくれませんよね
大学卒業後や社会人になってからの人生についても考えなければ、充実した人生を歩めません。
10年後や20年後の自分の姿を明確にするためにも長期的な人生の目的を設定した方が良いです。
将来の自分に近づくための道しるべになります。
長期的目標ができたのであれば、中期目標も立てるようにしましょう
5年後の自分がどういった姿であるかを把握できます。
少し先の自分の姿が見えていた方が5年後の自分に近づけます
3. つまずいてもいい、立ち上がることが大切
途中で上手くいかなかったり、失敗することもあります。
何かにつまずいたとしても途中で軌道修正すればいいだけです。
途中で悩んだり、苦しむことが絶対にあります。
しかし、失敗したとしても立ち上がるようにして下さい。
誰だって失敗や挫折することは恥ずかしいです。
それを受け入れて、立ち上がるようにして下さい。
無駄なことは何1つありません。
何かしら学んだことがあり、いつか役に立つ日がきます。
まとめ
今回は高校生で自分の将来を決めるのは難しい内容について書きました。
今回のおさらいをしておきましょう!
今回のおさらい
- 1週間本気で自分の将来のことについて考える
- 夢中になって取り組む
- マイナス面もしっかりと調べる
- 長期の人生の目的を設定する
- つまずいてもいい、立ち上がることが大切
これらを意識するだけ、自分が描いた将来像に近づくことができます。
これからの人生を無駄にしないためにもしっかりと自分の将来について考えて下さい!
記事を読んで下さりありがとうございます。